意味を喪う

「意味をあたえる」のfktack( http://fktack.hatenablog.jp/ )の小説です。不定期に更新します。

「西門」を読んでくださった方へ

「西門」は、昨日の更新をもって、連載終了となりました。読んでくださった方にお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。

この小説は、およそ一年前に書きました。各記事のタイトルは、実際に書いた日にちです。ほぼすべて、会社の休み時間や空き時間に書きました。私の会社は昼休みと三時休みがあります。それと始業前の時間の、合わせて三回書きました。最初は、書き終えたところで区切っていました。それが100溜まったら書き終えようと思いました。102か103で終わりました。

しかし、今回そのまま載せるのは猥雑になると思ったので、日にちごとにまとめました。次の記事に文がまたがる部分も、最初はリアルタイムで書かかれた様子が伝わると思いましたが、直しました。「またがる」というのは、例えば、書ききる前に休憩が終わると、「私はわからなかっ」で更新をし、次の記事で「た。」から書き始める、という意味です。

一年前に書き上げたときは(これはものすごく面白い話が書けた)と思いました。そう思うことに、普通は嬉しさを感じるのかもしれませんが、私はどちらかと言えば不安をおぼえた。しかし、今回連載するにあたり、読み返したらだいぶ手を入れなければならないことがわかり、それは、私の今の文章のトレンドみたいなのも関係するから、必ずしも良くなったとは言えないが、かなり良くなった。手直しは憂鬱な作業のときもあったが、全体的には希望を感じた。手直しは、すべてPCで行い、縦書きの文章で書いた。

この文章はいつもの調子で携帯で書いた。